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〇ノベルティってどう作る?
販促・ノベルティ作りには、企画に始まり、完成・配布まで、様ざまな作業工程があります。
そのため「学祭や体育祭でTシャツを作った」「印刷物を制作した」という経験があれば、多少は理解できることも、「初めてノベルティを作る」「印刷やデータに詳しいスタッフがいない」場合は、骨が折れることも少なくないでしょう。
まず、アイテムの種類は大きく
「既製品」
「完全オリジナル品」 に分けられます。
これはTシャツを例にとると、用意されたTシャツにデザインを施すのが前者、
後者はTシャツ自体もゼロから作り、それを加工して商品にすることです。
ほとんどの場合、「既製品」が利用されていますので、ここからは「既製品」を例に、作業工程を説明していきます。
○ノベルティができるまで
1:企画やターゲット、数量などが決まったら、販促・ノベルティのアイテムを選ぶ
2:名入れやキャラクターなど、印刷するデザインを決め、データをつくる。
3:完成したデザインを印刷所に注文、入稿する
4:校正サンプル確認(複数回の場合あり)
5:問題なければ、量産を行う
6:完成後、印刷業者から納品
7:お得意先に配布
8:イベントや展示会なら会場に持ち込み、配布を行う
どの工程も大変かつ大事なのですが、特につまずきやすいのが「デザインの制作、入稿」です。
入稿とは、原稿やデータを出版社や印刷所などに提出することを差します。
販促・ノベルティのケースだと、社名やイメージキャラクター、イラスト、写真などを、選んだアイテムのどの場所に、どの大きさで、またどの色や効果を使って印刷するのかを指示するのが「原稿(データ原稿)」です。
原稿作成には基本的なルールが設けられており、それに従って作らなければいけません。また、印刷所、ノベルティ制作会社によっても入稿ルールが異なるため、チェックしておく必要があります。